2016年1月21日木曜日

建物がグリッドのマス目からずれてしまった時の対処方法「拡張移動を使った調整」

「回転」を使い建物の回転・反転した場合や、グリッドを910から1000に変えた際など、建物の入力基準がグリッドからズレる事があります。
グリッドからズレています。

今回は、グリッドからズレてしまった建物をポップアップメニューの「拡張移動」を使ってグリッドに乗せる方法をご紹介しようと思います。

まず初めに部屋の隅に移動の基準となる点を打ちます。その点を基準にして、グリッド上に乗せるワケです。

どの部屋でも構いませんので、部屋を選択します(建物の角の部屋がいいと思います)。部屋を選択した状態で、マウスの右ボタンを長押しして「ポップアップメニュー」を出し、「端点作成」を選択します。今回は「端点作成(個別)」「端点作成(全)」どちらでも構いません。
※「端点作成(個別)」「端点作成(全)」の差は、(個別)であれば見えている階層のみ、(全)であれば全ての階層で見える点が打たれます。


和室の四隅に点が打たれています。

部屋の「隅」に点が打たれた事を確認します。また作成した点を掴む事が出来る「端点」ボタンがONになっていない場合、ONにします。



敷地を含む全ての要素を選択する場合、上部メニュー「編集」→「建物全体の選択」もしくは、「CTRL」を押しながら「A」を押すと全選択になります。
※1階層のみ場合は、マウスで範囲選択をして下さい。



間取りを選択した状態で、先ほどと同様に、マウスの右ボタンを長押しして「ポップアップメニュー」を出し、「拡張移動」を選択します。



マウスカーソルが黒くなるので、部屋の隅に打った点をクリックします。すると選択した部分がマウスカーソルにくっついてくるのが分かると思います。

カーソルに選択した間取りがくっついています。


最後にマウスカーソルをグリッドに乗せて確定します。

ちゃんとグリッドに乗っています。


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