2021年10月29日金曜日

ウォークインホーム 自動生成の簡単な屋根の書き方。軒高領域と軒先基準領域

ウォークインホームの屋根自動生成としては初歩的な内容ですが、今回は「軒高領域」と「軒先基準領域」の使い方をご紹介しようと思います。(今まで記事にしていたつもりが、過去ログを検索したら見つかりませんでした 汗)

「屋根」大アイコンに、それぞれあるこのメニュー、何に使うの?

通常何も設定をしないで「自動生成」を行うと、建物の外周を基準に軒高、軒先が決められますが、「軒高領域」と「軒先基準領域」を使う事で、生成のルールが変更できます。

「軒高領域」・・・自動生成を行う際の、屋根の軒高の位置を設定します。
「軒先基準領域」・・・自動生成を行う際の、屋根の軒先の位置を設定します。


正方形の物件を書き何も設定せずに切妻の屋根を生成すると、こんな感じになります。



まずは任意に「軒高領域」を設定して自動生成をしてみます。「屋根」大アイコン→「軒高領域」を選択します。


「軒高領域」入力画面になります。赤いライン(選択を外すと黒い点線になります)は先ほど自動生成した際、自動的に出来た「軒高領域」です。

赤いラインが「軒高領域」(選択を解除すると黒い点線になります)

これはバージョンによっては、屋根生成時に生成されない場合もあるので、赤いラインが無い場合は気にしなくて大丈夫です。

「軒高領域」は2重に入力できないので、既存の物を変更もしくは、先の「軒高領域」を削除して入力します。

わかりやすいように、極端に「軒高領域」を左半分だけ入力して「自動生成」を行ってみます。(ややこしくなるので、「自動生成」を行う際、1階屋根の生成は行っていません)


するとこんな感じの屋根が生成されます。

ありえない!という突っ込みはご容赦下さい。

「軒高領域」を入れたのはこのライン。「軒高領域」を設定すると、自動生成で「軒高領域」の外周から屋根が立ち上り、中心に屋根の軒が出来るようになります。


先ほど、“「軒先基準領域」・・・自動生成を行う際の、屋根の軒先の位置を設定します。”と書きましたが、「軒高領域」は先ほど書いた状態で「軒先基準領域」をもう半分まで拡げて書くとどうなるでしょうか。ちょっと見えにくいですが、外周の黒いラインが「軒先基準領域」、中心に見える点線が先ほど入力した「軒高領域」です。

外周の黒いラインが「軒先基準領域」、中央の点線が「軒高領域」です。


赤いラインが「軒高領域」、青いラインが「軒先基準領域」です。勘の良い方なら概要がつかめてきたと思います。


今回ご紹介したのは簡単な説明なので、ご自身でも色々試してみるとコツが掴めると思います。今回の説明のようにまずは簡単な間取りで試してみる事をおすすめします。自動生成で屋根を自在に作れると提案の幅も拡がりますよ。
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