ヒントが答えのような物ですが、寸法線にご注目下さい。
このように間取りが微妙にズレてしまっていると、屋根の自動生成が上手くいかなかったり、建具がちゃんと収まらなかったり、パースの表示がおかしくなったりします。
簡単に言うと部屋と部屋の間に隙間が出来ている状態なので、例えば、屋根を自動生成すると屋根が変な形で生成されてしまったり、建具の雨戸がなぜか一個だけ出てこないと言った場合の原因はまずこのケースです。
ウォークインホームは図面を作成するソフトなので、大げさでは無くドット一個のズレで全く建物が収まらなくなってしまいます。
一度、間取りを書き終わった後、プランの変更などを行う為、壁が生成されている状態(壁の存在が部屋のラインに影響する訳ではありませんが、部屋の境界線が見づらくなり、結果ズレやすくなります)でグリットの設定を変えながら部屋の大きさを変えたりするとこのような事が起こります。
特に多いのが、上手くグリッドに乗らない時に「FREE」を使ってしまうケースです。一見合っているように見えても、「点」や「交点」などを使わない目視の状態では絶対に合わないので、インテリア(エクステリア)などを配置したり、点などを拾う場合以外は、絶対に「FREE」は使わないようにしましょう。
少しわかりづらいですが、西側の洋室が芯からズレています。 |
該当箇所を拡大すると、このように本来、壁の芯で収まっているはずの部屋が、芯からズレてしまっています。
間取りがおかしいかどうかを簡単に確認する方法は「寸法線」の自動生成です。他の要素を自動生成してしまわないように他の要素は必ず「現状」で生成を行いましょう。
「寸法線」だけを新規に |
寸法線を再度、自動生成して、おかしい部分がある場合、自動生成で壁と柱を消して根気よく問題の個所を探して修正しましょう。
修正が終わった状態です。 |
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