2016年8月22日月曜日

高低差のある敷地について

今回は、最近質問の多い、こんな感じの高低差のある敷地の入力についてご説明します。

道路部分については、道路の位置を下げるんでしょ?と想像がつくかも知れませんが、擁壁の入力については慣れていない方だとピンと来ないと思いますので、今回はこの擁壁の書き方をメインにご説明しようと思います。

1.まずは敷地を入力します。各辺がグリッドに乗っていない場合は、ポップアップメニューなどで「端点」を作成しておきましょう。



2.「その他」大アイコン→「傾斜面」の順に選択し、プロパティで「種別」は「道路」、「点高さ」は「-2000」とします。4点で入力するとこんな感じになります。


敷地と-2000の道路だけを入力した物を、パースにするとこんな感じです。

3.次が問題の擁壁部分です。「その他」大アイコン→「傾斜面」の順に選択して、プロパティで「種別」は「敷地法面(のりめん)」、「点高さ」は「0」とします。

さて、ここからが重要です。まず「点高さ」を「0」のまま、2点を入力します。2点目をクリックした状態(重要!)でプロパティの「点高さ」を「-2000」にして再度2点を入力し最後にダブルクリックをします。

説明の都合上、「3点目をクリック」を下に引っ張っていますが、引っ張る必要はありません。
ここで3点目を1点目に戻して入力してしまうと、クロスしてしまうので、ご注意下さい。文字だと何を言ってるのか分からないと思うので、横から見た図がこちらです。要は上から見た状態で、1点、2点、3点、4点(最後はダブルクリック)の高さを変えて四角を書いているワケです。

横から見たと仮定した時の簡略図です。


4.こんな感じで書けました。分かりやすいように入力した4点を載せておきます。

おっとステップ階段を忘れました(テヘペロ


今回は簡単な入力ですが、敷地法面を究めると以前もご紹介したこんな物まで書けるようになります。かれこれ10年近くもwalk in homeのヘルプサポートをしている私ですが、さすがにこれを見た時は驚きましたが(笑)。



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