2014年2月22日土曜日

平面詳細図で床目地を前面に出すには?

平面図に床目地を貼ると、通常は平面全体に目地が表現されますが、詳細図に表示を切り替えると間取りの隅に三角形で表現されます。


どうしても目地の表示のある平面詳細図を出したい場合は、「下書き」のハッチングを使うことができます。ハッチングのパターンに床のような模様がないので、自分で作成して追加する方法をお伝えします。


①新規作成で、平面入力画面を開く。(他の入力要素が入っていると一緒に登録されてしまうので
  必ず何も入力されていない画面で作業します。)

②下書き大アイコンから、線-実線を選択する。


③グリッド1/10を使い、下図のような目地を1マスに作成する。



④作成したデータを「ファイル」⇒「画像の保存」からDXFファイル形式で保存する。
  保存先→C:\DTS-CAD\MASTER\レイアウト\図形\ハッチングパターン



⑤設定したDXFを使って、平面上に目地を書くには、「下書き」大アイコンから、「ハッチング」を
  選択し、パターンをDXFDXF選択」のボタンから、作成したデータを選ぶ。


⑥平面画面上にハッチングの表示エリアを入力すれば表示される。

~注意~

  希望の目地を作成するときは、目地以外のものが入力されないようにする。
  入力されたものが全部保存されてしまう。