2018年10月27日土曜日

「建具詳細表」と「建具詳細」の話

今回は、日頃ヘルプデスクを行っている自分でもたまに混乱しそうになる「建具符号」と「建具詳細表」と「建具詳細」の話です。今回の要点は「建具詳細表」と「建具詳細」が別の物という事を覚えておいて頂ければオッケーです。


標準

これがデフォルトの状態です。※便宜上、簡単な図にしてあります。


上部メニュー「設定」→「建物共通情報」→「平面関係」タブを開き「平面図に建具詳細を表示する」にチェックが入った状態です。

建物共通設定の「平面図に建具詳細を表示する」のチェックが無い状態

チェックを外すとサッシが無印になります。(この表示をサッシ毎個別に消す事もできますが、その方法はまたの機会に。)

表示「建具符号」+建物共通設定「建具詳細」

今度はこちら。建具符号です。


これは先の「建物共通情報」では無く「表示」の中にある「建具符号表示」のチェックです。

建物共通設定「建具符号を建具詳細表として表示する」+建物共通設定「建具詳細」

最後に、これが混乱の素である建具詳細表。建具詳細表は建具符号とイコールです。「建物共通情報」→「平面関係」タブを開き「建具符号を建具詳細表として表示する」にチェックを入れます。つまり、建具符号を出すか、建具詳細表を出すか選択する訳ですね。画像でも両方表示されている事からもわかる通り、建具詳細と建具詳細表は別の物なのでご注意下さい。


また建具詳細表に出てくる項目は、任意で選択が可能です。上部メニュー「設定」→「外部(内部)建具詳細表共通設定」を開きます。


左側に出ているのが表示出来る項目(入力されている建具のプロパティを参照します)、右側に出ているのが現在表示している項目です。
中央の「追加」と「削除」で項目の移動が可能です。

「形状」のチェックを外す

「形状」が枠から外れる

「表示リスト」の項目の左にあるチェックボックスは、項目を建具詳細表の罫線枠内・外に出すか出さないかの設定です。例えば図のように「形状」のチェックを外すと、形状が建具詳細表の枠から外れます。全てのチェックを外すと枠が消えます。

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木建市場では、ウォークインホームのスキルアップスクールを、毎月・東京と大阪で開催しています。
「会社に新人が入ったので覚えて欲しい」「ウォークインホームを触ったことがない」「単発で参加したい」「希望の就職先で使っているので個人的に習得したい」という方も大歓迎です。

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2018年10月5日金曜日

vrayの前景・背景を画像編集ソフトで追加する

簡単な設定で綺麗なCGが生成できるvrayオプションですが、外観を作成した際、前景と背景が綺麗に表示されないのだけど、というご質問を頂きます。

今回は、画像編集ソフトを利用し簡単に前景と背景を重ねる方法をご紹介します。

画像編集ソフトは、フォトショップなどのプロユースの物からフリーの物でもレイヤー機能があるソフトであれば可能です。



これがウォークインホームのvrayオプションで出力したパース外観です。出力時のパラメータを設定したのみで後加工などは行っていない状態です。

vrayは画像の保存する際、ファイル形式をpngとする事で背景を透明にする事が出来ます。白い部分が透過処理されています。

ここに背景と前景を配置します。

操作方法は画像編集ソフトでそれぞれ違いますが、前景を前面、パースを中央、背面に背景という配置で設定します。

レイヤーというのは、層(layer)という意味で、画像処理ソフトなどに搭載されている、上書きしないまま画像を重ね合わせて使うことができる機能の事です。

前面レイヤー1「前景」
中央レイヤー2「v-rayパース」
背面レイヤー3「背景」
図にするとこんな感じ
前景や背景などの素材については、cg用フリー(有料)素材などをご自身でご用意頂くか、弊社サービス「HGプレゼンサービス」をご利用下さい。 http://mokken.datastation.jp/ また背景については撮影した現場写真などもご利用頂けます

出来上がりはこんな感じになります。



込み入った画像編集は職人技ですが、この程度であればどなたでも簡単に行う事が出来ると思います。

vrayオプションについてもお気軽にお問合せ下さい。

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