2024年5月27日月曜日

テクスチャに使えるシームレス画像を簡単に作ってみる

> ウォークインホームファン: メーカーが配布する外壁素材を取り込みたい

当blogで一番人気なのが、この記事なので、ウォークインホームをご利用の皆さんは、外壁素材の取り込みには多かれ少なかれお困りのご様子。

確かに、3D部材であれば、販売されている物を含め、形状の近い物を手に入れる手段がありますが、メーカー素材のテクスチャの入手はなかなか難しいですよね。

レタッチソフトを使ってのシームレス画像の作成や、生成AIでの生成方法を紹介しようと思ったのですが、これもまたなかなかハードルが高い。

そこで、少し前に公開されたwebツールですが、素材作成の手段として便利なのでご紹介しようと思います。

非常にシンプルなので、ぜひ試してみて下さい。英語!?全く判らん!!!!という場合、ブラウザの翻訳をかけても動きますので、ご安心下さい。

画面はこんな感じ

1.「Import example texture」で任意の画像を選択します。

サイトにアップロードする形になるので、用途的に無いとは思いますが個人的なファイルは止めた方がいいかも知れません。


今回はネットで拾ったこんな感じのテクスチャファイルで試してみます。作る物がフロア材やタイル材であれば目地の水平は出ていた方が良い気がします。


前述の画像もパッと見、普通の板張りの写真に見えますが、これをウォークで、そのまま床に貼るとこんな感じです。継ぎ目が目立ちますよね。これは上下左右に繰り返しても不自然にならないようなシームレス加工がされていないからです。

2.「Adust Blending border width」でブレンド範囲を調整します。この範囲を元に画像が生成されます。

木目のような画像は個別の板くらいを選択すると上手く行きやすいので今回は「70」くらいに設定します。

3.「Random seed」は、それほど気にしなくて大丈夫です。

4.「Generate output」の「Compute」を押して生成します。「Change Seed & Comppute」を押すと再生成されます。

5.「Output」で、「Show 2×2 Tiling Preview」で四方に並べた状態の生成結果を確認します。



最後に「Download Result」か、画像の上で右クリックをして「名前を付けて画像の保存」で保存します。

ただ、注意点としてダウンロードできる画像の種類がpng形式なので、バージョンが~18のウォークインホームをご利用の方は、ペイントなどで開いてjpgに変更する必要があるので、ご注意ください。


生成した画像を再度貼るとこんな感じです。よく見ると少し不自然な部分もありますが、パパッと作ったにしては、なかなかでは無いでしょうか。前述した目地の水平などに気をつければもう少しマシな感じになると思います。

本格的なシームレス画像生成AIとして Patterned AI https://www.patterned.ai/ などもありますので、興味のある方は触ってみてはどうでしょう。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「会社に新人が入ったので覚えて欲しい」「ウォークインホームを触ったことがない」「単発で参加したい」「希望の就職先で使っているので個人的に習得したい」という方も大歓迎です。
■スクールの様子はこちら→ https://mokken.hatenablog.com/
■日程カレンダーはこちら→ http://www.mokken.com/cgi-bin/calender/calender.cgi
■スクールお申込みフォームはこちら→ http://walk-in-home.net/beginner.html
※お電話、直接のメールでのお申込みも可能です。不明な点はお気軽に、お問合せ下さい。042-208-3250「ウォークインホームスクールの件で」とお伝え下さい。
■ また「入門スクール」「設計図書スクール」「個別訪問スクール」などの内容も、ご希望に応じて開催可能です。
【スクールに関するお問い合わせ】
 株式会社木建市場(TEL:042-208-3250/E-mail:info@mokken.com)までお気軽にご連絡ください。
木建市場では、ウォークインホームのスキルアップスクールを、毎月・東京と大阪で開催しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿