2017年2月20日月曜日

ウォークインホーム16からオプションで天空率の計算が出来るようになりました

天空率??あのややこしいやつでしょ??という方も居られると思います。

ウォークインホームでは比較的簡単な操作で天空図が出せるので、今回はその流れだけでもご紹介しようと思います。今回は、斜線や用途地域の設定など、細かい部分は省略しておりますが、一度設定を行えば概ね同じ手順となります。今度、自社でも検討したい、外注しているけど費用を抑えたい!という方はぜひご検討下さい。

仮に、こんな建物があったとします。



まず「選択」横の▼から「計画モデル」を開きます。



プロパティに出る「計画ブロック作成」を押します。
ウォークインホームでは、入力されているプランから、ほぼ同形状の計画ブロックを作成して、天空率の計算を行います。



次に「選択」横の▼から「天空図」を開きます。



プロパティに出るボタンを上から順に押します。



すると、斜線情報、適合ブロック、測定点の順で生成されます。

これで準備完了です。最後に「天空率計算」というボタンを押します。



計算が完了し、一覧表を出す事が出来ます。
通常、北側や道路斜線では厳しい所を天空率で...という話になると思うので、すべての斜線を計算する事は無いと思いますが、今回は全て行っているので行数が増えています。



もちろん、設計図書に出力して図面を出す事が出来ます。



ウォークインホームってCGを出すプレゼンCADでしょ??と思われる方も多いと思いますが、何気にプレゼン以外の部分が優れており確認申請図面なども簡単に出す事が出来ます。

実際、弊社のサポート会員様には、申請図面をウォークインで出しているというお客さまも多く居られます。もしそれらの事でお困り、検討であればお問合せ下さい。

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木建市場では、ウォークインホームのスキルアップスクールを、毎月・東京と大阪で開催しています。
「会社に新人が入ったので覚えて欲しい」「ウォークインホームを触ったことがない」「単発で参加したい」「希望の就職先で使っているので個人的に習得したい」という方も大歓迎です。

■スクールの様子はこちら→ http://d.hatena.ne.jp/mokken/
■日程カレンダーはこちら→ http://www.mokken.com/cgi-bin/calender/calender.cgi
■スクールお申込みフォームはこちら→ http://walk-in-home.net/beginner.html
※お電話、直接のメールでのお申込みも可能です。不明な点はお気軽に、お問合せ下さい。042-208-3250「ウォークインホームスクールの件で」とお伝え下さい。
■ また「入門スクール」「設計図書スクール」「個別訪問スクール」などの内容も、ご希望に応じて開催可能です。

【スクールに関するお問い合わせ】
 株式会社木建市場(TEL:042-208-3250/E-mail:info@mokken.com)まで
 お気軽にご連絡ください。

2017年1月20日金曜日

メーカーが配布する外壁素材を取り込みたい

講習会などでも軽く触れておりますが、「ニチハやkmewなどのメーカーの外壁材を取り込みたいんだけど?」という質問を度々頂くので、今回はその方法についてご説明しようと思います。

取り込む素材には条件があり、取り込む画像ファイルが「シームレス化」という四方をつなぎ合わせても自然に見える処理がされている事が条件となります。ニチハやkmewの大手メーカーは3D CADなどでの使用を前提にシームレス化された画像をwebに用意しています。

http://www.kmew.co.jp/shouhin/siding.html
> 外壁材|屋根材・外壁材・雨といのケイミュー

https://www.nichiha.co.jp/download/jpg_sdata/
> 商品画像JPGシームレスデータ|各種ダウンロード|ニチハ株式会社

実際の取り込み手順は以下の通りです。

1.webサイトなどから「シームレス化」された「jpeg(ジェイペグ)」「BMP(ビットマップ)」「TIF(ティー・アイ・エスもしくはティフ)」形式ファイルをダウンロードします。基本的にwebで配布を行っているものについては「jpeg(ジェイペグ)」形式が一般的です。圧縮されているケースが多いので必ず解凍作業を行って下さい。

2.まずパソコンの中のCドライブ(ウォークインホームがインストールされているドライブ)→「DTS-CAD」→「master」→「texture」の順にフォルダを開き、「自社用ニチハ」など自分が作成した事がわかりやすいフォルダを作って手順1の画像ファイルを入れます(そのまま「texture」の中に入れてしまっても構いません)。
またマスターを他のパソコンと共有している方は当該の「master」フォルダで作業を行って下さい。
なんのこっちゃ?という方は、Cドライブ→「DTS-CAD」→「master」→「texture」で大丈夫です。もーわけがわからない!!!という場合はデスクトップに画像を置いておいても大丈夫です。 
※ここまではウォークインホームの操作ではありません。

3.次にウォークインホームを起動して、「素材マスター」を開きます。



※余談になりますが、素材マスターを開いても、中に素材がほとんど入って居ないんだけど???という方がいらっしゃると思います。その際は「追加」の横にある「階層」を押して頂くと素材マスターが階層表示になり中にある全ての素材が表示されます。



また、フォルダを右クリックして「お気に入り」を選択する事で、通常表示の素材マスターによく使うフォルダを表示させる事が可能です。但し「お気に入り」に追加できるのは最下層のフォルダだけなのでご注意下さい。




4.「素材(最上層)」で右クリックして、「グループの追加」をクリックします。



手順4と手順5の操作はグループを追加しない場合は必要ありません。既存のフォルダに素材を追加する場合は、既存のグループを選択後、手順6に進んで下さい。

5.「グループの作成」ウィンドウの名称に任意の名前を入力します。



6.次に追加したグループを選択したまま、「追加」をクリックします。



7.「素材の追加」ウィンドウが表示されます。「名称」を任意で入力します。グループの変更も行えます。



8.「質感テンプレート」の右側にある「...」をクリックして任意の質感を設定します。



9.「テクスチャ指定」のチェックをつけ、右側にある「...」をクリックして手順2でコピーしたファイルを参照します。

※手順2でデスクトップにファイルを置いている場合はデスクトップを参照します。この際、「画像をコピーしますか?」というメッセージが出るので、必ず「OK」を押して下さい。



10. 設定が完了した状態です。最後に「OK」をクリックすれば登録完了です。



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2016年12月26日月曜日

間崩れ時の「オフセット入力」について

ウォークインホームをご購入されたばかりのお客様から、よくある質問で「モジュール外の部屋ってどう書くの?」という物。

通常、モジュール設定の1000や910を「1/2」「1/3」「1/4」・・・で割った数字以外は書けないと思います。増築リフォームや、マンションなどの間取りを書く場合、モジュール外の間崩れが多くなると思いますが、そういった場合に使用する「オフセット入力」という機能についてご紹介します。この機能はX(縦)とY(横)の数値を指定して部屋を書くという機能です。

今回は「3005×2005」という寸法の部屋を書いてみましょう。

まず任意の入力部屋項目を指定し、1点目をクリックします。


2点目をクリックする前に、キーボードの「Ctrl」キーを押しながらマウスの「右」ボタンをクリックします。


すると「入力点のオフセット」というダイアログが出てくるので任意の数字を入力します。今回はXが3005、Yが2005と入力します。

「相対座標点を作成する」というのは1点目の対角線上に点を作成するかどうかのチェックです。間崩れについてはこの「点」がキモになってくるので、今回はチェックをつけたままにします。


「OK」を押すと指定したサイズの部屋が入力されます。右上についている「X」が「相対座標に~」にチェックをつけて出来た「点」です。

「点」の使い方については、以前、ご紹介した記事などを参考にして下さい。
http://walk-in-home-fan.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
ウォークインホームファン: 曲面の壁の書き方

弊社セミナー参加者の方やウォークインホームに慣れている方には、お馴染みの必須機能ですが、「下書き線」や「点」を駆使する事で、どんな間取りも書く事ができます。

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2016年11月22日火曜日

設計図書の図面をJWなどで簡単に編集したい

CADソフトでお馴染みのフリーソフトJW。皆さんの中にも「ずっと使っていて慣れている」という方も多いかと思います。

以前の記事でも軽く触れていますが、ウォークインホームで作成した図面をJWで編集できないの?というお客様が多いので、今回はその方法を詳しくご紹介します。

お客様に多いのはウォークインで作成した図面を、JWで読み込む事のできるDXFやJWWなどの形式で保存し、それをJWで編集し、再度、設計図書の画面に配置をしなおすなどの方法を行っています。今回は、その手順をもう少し簡略化できる方法です。

また今回の記事は、設計図書出力機能のあるプロフェッショナルタイプが対象となります。スタンダードタイプをご使用の方は、

http://walk-in-home-fan.blogspot.jp/2016/02/dxfjww.html
> ウォークインホームファン: 設計図書出力の無いスタンダードタイプで、平面図をDXFもしくはJWWで保存したいをご覧下さい。

まずは図面を作成し、「出力」→「設計図書」で図面を出力します。



次に上部メニューより「ファイル」→「図面編集ツールの設定」を開きます。



「下記のアプリケーションで図面を編集する」にチェックをつけ、横の「...」をクリックします。
ファイルの参照画面が出るので、使用する図面編集ソフトの実行ファイルを設定し、「OK」をクリックします。※画像はjwが設定されている状態です。



以上で設定は完了です。

設計図書の画面で、図面を選択してダブルクリックすると図面編集ソフトが起動し、編集を行えます。編集後、図面編集ソフトを閉じれば編集された図面が設計図書の画面上に現れます。

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2016年10月22日土曜日

プレゼンボードを出力した際、文字の大きさが違う

「プレゼンボードを出力した時、平面図の文字のサイズが画面と違うんだけど?」という質問をよく頂くので、今回はその事についてご説明しようと思います。

ポイントは「詳細図」です。

通常


詳細図
平面図の入力画面は通常1/100で表示されています。これを上部メニュー→「表示」→「詳細図」にすると間柱や断熱材、建具などの表示が違う詳細図で表示されます。

特に編集方法などに変化はありませんが、STDタイプでプレゼンボードを図面として使っている場合、こちらのモードの方がいいという場合もあるかと思います。
また余談ですが、間柱は「詳細図」でないと手動では消せません(自動生成の「削除」やツールの「要素削除」では消す事ができます)。

本題に戻ります。冒頭の「画面と文字のサイズが違うんだけど?」という事はプレゼンボードが詳細図で出力されている可能性があります。


プレゼンボードを詳細図で出すか、通常で出すかの設定は、上部メニュー→「出力」→「プレゼンボード」で、画像の生成画面の「平面図」タブにあります。ここにチェックがついていると、生成される画像が「詳細図」の為、入力画面と文字サイズが違う現象が起こります。


通常の平面図や詳細図の文字サイズの変更を行いたい場合は、上部メニュー→「設定→「平面表示色」を選択し、「文字の大きさ」という箇所を設定して下さい。「1/100」が通常、「1/50」が詳細図となります。

今後、どの物件にもこの設定で利用するという場合は、左下にある「同時にデフォルトを変更する」にチェックをつける事で、標準設定になります。

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2016年9月21日水曜日

曲面の壁の書き方

以前「ウォークインホーム 丸い部屋の書き方」という記事を掲載しましたが、
http://walk-in-home-fan.blogspot.jp/2012/02/blog-post_16.html


「壁が曲面になっている部屋を書きたい」というご質問が多いので、もうちょっと詳しく曲面の壁の書き方をご紹介しようと思います。

ただしWalk in homeでは完全な丸を書く事ができないので、あくまで多面で構成された多角形となるのでご了承下さい。(実際の施工でも完全な曲面というのは少ないと思いますが)

今回書きたい壁はこんな感じです。


  1. 「下書き」大アイコン→「下書線」を選択します。
  2. 左側のプロパティ画面で「円孤」を選択し、半径を「1820」、角度を「90」にします。※これらの数値は任意です。今回は詳しくご説明しませんが、「入力方法」や「線種設定」も使いやすい物で構いません。
  3. するとこんな感じで円孤が書けます。※今回は円孤で書いていますが、「円」でも構いません。
  4. 次に「分割点」というアイコンをクリックし、「分割数」を「5」にします。※これが面の数になります。壁面を円に近くしたい場合ほど数を増やします。仮に「100」などにしても書けますが後々、大変なので多くても「10」くらいにしましょう。
  5. マウスのカーソルを編集画面に持っていくとこのように分割点が打たれます。
  6. 書き込んだ点を拾う為に「点」のアイコンをオンにします。
  7. 勘のいい方ならそろそろお気づきだと思います。この点に沿って壁を書いていきます。※要素を対角線以外の方法で入力をする場合、真横・縦に移動する他に、1点目をクリックした後、「CTRL」キーを押しながら書く事で点ごとに入力できます。
  8. 手順6で書いた「点」は、建具を入力する際にも利用できます。


再三になりますが、「フリー」を使って「なんとなくの壁面」を書くのは絶対に止めましょう。建具や壁が絶対に収まりません。

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2016年8月22日月曜日

高低差のある敷地について

今回は、最近質問の多い、こんな感じの高低差のある敷地の入力についてご説明します。

道路部分については、道路の位置を下げるんでしょ?と想像がつくかも知れませんが、擁壁の入力については慣れていない方だとピンと来ないと思いますので、今回はこの擁壁の書き方をメインにご説明しようと思います。

1.まずは敷地を入力します。各辺がグリッドに乗っていない場合は、ポップアップメニューなどで「端点」を作成しておきましょう。



2.「その他」大アイコン→「傾斜面」の順に選択し、プロパティで「種別」は「道路」、「点高さ」は「-2000」とします。4点で入力するとこんな感じになります。


敷地と-2000の道路だけを入力した物を、パースにするとこんな感じです。

3.次が問題の擁壁部分です。「その他」大アイコン→「傾斜面」の順に選択して、プロパティで「種別」は「敷地法面(のりめん)」、「点高さ」は「0」とします。

さて、ここからが重要です。まず「点高さ」を「0」のまま、2点を入力します。2点目をクリックした状態(重要!)でプロパティの「点高さ」を「-2000」にして再度2点を入力し最後にダブルクリックをします。

説明の都合上、「3点目をクリック」を下に引っ張っていますが、引っ張る必要はありません。
ここで3点目を1点目に戻して入力してしまうと、クロスしてしまうので、ご注意下さい。文字だと何を言ってるのか分からないと思うので、横から見た図がこちらです。要は上から見た状態で、1点、2点、3点、4点(最後はダブルクリック)の高さを変えて四角を書いているワケです。

横から見たと仮定した時の簡略図です。


4.こんな感じで書けました。分かりやすいように入力した4点を載せておきます。

おっとステップ階段を忘れました(テヘペロ


今回は簡単な入力ですが、敷地法面を究めると以前もご紹介したこんな物まで書けるようになります。かれこれ10年近くもwalk in homeのヘルプサポートをしている私ですが、さすがにこれを見た時は驚きましたが(笑)。



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